楽観的な社長と悲観的な社長

「会社は人である」といわれるほど、生産性の高い人材を採用したり、適材適所に配置したりできるかどうかが、会社の強さ、業績に直結します。

もしあなたが社長だったら、面接でどのような質問をし、相手の何を知ろうとするでしょうか?

限られた時間の中で、履歴書と面接で、初対面の相手を判断することは至難の業です。

そんなとき、相手の「心のくせ」を見分ける質問を一つ加えてみると効果的です。

世の中の社長は、悲観的に物事を考える「心のくせ」をもつ人と、楽観的に物事を考える「心のくせ」をもつ人の大きく二つに分けられます。

悲観的に考える社長は、悪いことが起こると「悪いことは長く続き、自分は何をやってもうまくいかないだろうし、それは自分が悪いからだ」と自分に言い聞かせます。

楽観的に考える社長にも悪いことは同じように起こりますが、楽観的な社長は「悪いことは一時的なもので、たまたま起こったこと、それはすぐ解決する」と自分に言い聞かせます。

この「心のくせ(自分自身への説明スタイル)」の違いが」社長の手腕に大きく影響するから見逃せません。