■結婚祝いを贈るとき
親戚、友人、知人などの結婚が決まって、披露宴に招待された場合も、招待されない場合も、お祝いの贈り方に悩む人は少なくないだろう。

どの程度のものにするかは、現金であれ、品物であれ、もちろん先方との関係の深さによって変わってくる。

結婚する本人と特別に親しい場合や、日ごろから世話になっている人やその身内の結婚などには、できるだけお祝いをしてあげたいと思うのが人情というものだろう。

お祝いは義理や体裁でするものではない。

自分の立場、相手との関係を考慮して、妥当と思われる程度の金品で祝福の気持ちを伝えるようにする。



■招待客の場合
挙式の一週間ぐらい前までに結婚祝いを贈りたい
現金の場合も、品物の場合も、挙式の一週間ぐらい前までには先方に届くようにするのが礼儀である。

直接先方に持参するのが正式だが、やむを得ない場合には郵送してもよい。

その際には、お祝いの言葉をしたためた送り状を添えることを忘れないようにする。

送り状の文面は、まず結婚に対する祝いの言葉を書き、祝いの品を贈る旨を書
く。

さらに新生活の幸せを祈る言葉で結ぶ。

披露宴に招待されている場合は、楽しみにしている旨を書き添えてもよい。

持参するときには、当然先方の都合を聞いてからにする。

挙式間近は、準備で忙しいはずなので避けるようにしたい。

最近は披露宴の会場に祝儀を持参するケースが多くなっているが、一般の参列者ならともかく、主賓として招かれている場合は、やはり事前に届けるようにしたい。

特に、品物を会場に持参するのは相手の迷惑になる。

絶対に避けること。


品物を選ぶ際の金額の目安は、披露宴に招かれている場合でも、招かれていない場合でも、現金を贈ると想定したときの額を、少し下回る程度が適当であろう。

これを基準にして、親しさの度合いなどによって、金額を上下させて品物を決定する。

祝い品には、のしと、紅白または金銀の水引を結び切りにかける。

品物を買った店に頼めば、たいていは用意したものをかけてくれるので、これに氏名を書く。

グループで贈るときは連名とするが、右側に目上の人の名がくるようにする。

表書きなども、基本的には現金の際の祝儀袋と同様にする。


相手の希望を聞いてから品物を決める


最近では、もらう側である新郎新婦が欲しい物のリストを作り、それを贈り主に渡す、という方法も増えているようである。

せっかくの贈り物を眠らせておかないためにも、合理的な方法といえるだろう。

先方に希望を聞きにくい場合は、相手の好み、個性、センス、生活様式などを間接的に確かめて、品物を選択する。

確かめられなかったら、ほかの人と重なってもムダにならないような、たとえばバスタオルやテーブルクロス、ベッドカバーなどの生活必需品で、少し高級な品を選ぶようにする。

この種のものは、なかなか自分では高級品までは手が回らないものだから、意外に喜ばれるものである。


受付、参列者の出迎えは、洋風の披露宴とかわりません。

席は、固定していませんが、新郎・新婦、媒酌人夫妻の席はいちおうきめておきます。

参列者は各自自由な場所に立ち司会者の開宴のことばを待ちます。

開宴に際しては、ただ、司会者が開宴のことばをのべるのではなく、音楽などをはさんだり、照明による効果を出したりして、趣向を凝らすとよいでしょう。

とくに音楽は、進行に区切りをつけるのに効果的ですから、コーラスとかバンドを用意しましょう。

司会者が開宴を宣したあと、媒酌人のあいさつと主賓の祝辞が行なわれます。

いくら気楽な雰囲気とはいえ、こういったあいさつは披露宴には必要なプログラムですから、洋風の披露宴と同様に進めてください。

このあと、ウェディング・ケーキにナイフを入れて祝宴が始まります。

そして乾杯です。

この祝宴に入るまでの、媒酌人のあいさつと主賓の祝辞の間は、新郎・新婦は、当初きめられた場所に立ちます。

乾杯のあと、お色直しをしますが、これもありきたりの着替えという形ではなく、趣向を凝らしたものにしたいものです。

お色直しが終わったら、新郎・新婦も自由に参会者の間に入ってかまいません。

熟年結婚

中国料理とマナー

中国料理の宴会は、うちとけた雰囲気にひたるのがその目的ですから、特別なエチケットといったものはありません。

ふつうは取り箸もつけません。

全部のごちそうを、常に自分の箸で取るのです。

ですから、箸はきれいに使い、なめたりしてはいけません。

料理を、自分の皿に取るとき、自分の箸を反対に返して取る人がいますが、これは、中国流では、他の人を嫌うことになりますから、箸はそのまま使います。

特別なエチケットはない、といっても、普通の食事の際に守るべきエチケットは、守らなければなりません。

必要以上の遠慮は、どんな場合でも好ましいものではありません。

とくに、中国料理の宴会の場合は、ひとつのものをみんなでつつき合って、なごやかに食べるという趣旨に反するので、よけいな遠慮をするものではありません。

中国風の披露宴では、とにかく、世界一といわれるその料理を、楽しく、なごやかに食べ、うちとけた雰囲気にひたるということが大切なのです。

食事がすんだころ司会者が閉宴のあいさつをするのは、これまた洋風の披露宴の場合と同様です。

社長 結婚
参列者は、控え室で披露宴の開始を待ちますが、控え室では、中国茶とか砂糖づけなど珍しいものが出されます。

珍しいからといって、いろいろと手をつけるのはよくありません。

適度にいただいて静かに待ちましょう。

参列者の出迎えは、新郎・新婦を中心に、媒酌人夫妻、両家の両親が並んで、会場の入口で行ないます。

これも洋風と同様です。

参列者が全員着席し、新郎・新婦、媒酌人夫妻が入場すると、司会者が開宴のあいさつをします。

媒酌人のあいさつ、乾杯、主賓による祝辞などの進行は、洋風の披露宴と同様に進められます。

以上のプログラムが済んだあとは、まったく自由に飲み食いし、余興を楽しんだり、友人によるスピーチを聞いたりします。

この余興やスピーチは、各テーブルごとに指名し合うという方法が一般的にとられています。

お色直しも、洋風披露宴と同じようにして行ないます。

違うところは、お色直しのあとに新郎・新婦がそろって、各テーブルを、身近なテーブルから順にまわることでしょう。

ですが、宴会場がせまい場合はまわらないことも多いようです。

シニア結婚

洋風・中国風の披露宴席次

■洋風披露宴の席次
席次ですが、正面に、新郎・新婦、媒酌人夫妻、主賓の座るメインテーブルを用意し、他は、その前に用意したテーブルに座ります。

その際、社会的地位とか、親疎の度合いを考慮して席を決定します。

テーブルは、主に長テーブルを使用します。

また、円形テーブルを用いることもあります。


■中国風披露宴の席次
中国風といっても、新郎・新婦が中国服を着て出てくるわけではありません。

料理が中国料理なだけです。

ですから、特別なならわしなどがあるわけではなく、披露宴のすすめ方も洋風披露宴と変わりはありません。

中国料理の宴会は、うちとけた、なごやかな雰囲気で食事をすることが最大の目的ですから、披露宴においても自由に、なごやかに談笑できるように席次を工夫してください。

中国風披露宴では、円形のテーブルを用います。

一つのテーブルに10人程度がすわり、回転式になったテーブル内から各人が料理をまわして取ります。

席次は、新郎・新婦、媒酌人夫妻を中心にするのは洋風や和風の場合と同様ですが、他は、かなり自由にきめることができます。

主賓が上席、主人側が末席に着く以外はテーブルの構成は比較的自由です。

社長 結婚

和食の作法

日本料理の食べ方にも、一応の作法というものがあります。

あまりこだわる必要のないことですが、身につけておけば、いざというときに役立ちます。

ここで、簡単に、そのあらましをのべておきます。

・酒杯
両手で受け、一度、膳に置いてから飲む。

・吸物 
フタは膳の右側に置き、一口、汁を吸ってから具を食べる。

汁を吸い終わったら、フタをする。

中途でやすむときは、そのつどフタをする。

・さしみ 
手前から一切ずつ取る。

女性は懐紙で受けるように。

・ごはん
ごはん、汁、ごはん、汁の具、平のもの、ごはん、汁、なます、の順に食べる。

二の膳、三の膳と出されても、ごはんと汁をはさみながら順にはしをつける食べ方は変わらない。

一膳めしはなるべく避け、食べたくないときも、軽くよそってもらう。

その際、「受け食い」とならぬよう、必ず膳に置いてから食べる。

食後は、はしをそろえて膳のふちに、また、取った順にフタをする。

・かさね箸
同じものに続けてはしをつけたりしない。

一度、ほかのものをつまんでから食べる。

・うつり箸
お菜からお菜へとごはんをはさまずに食べたりしてはいけない。

・まよい箸
あれにしょうか、これにしようかと迷うのはエレガントでない。

・なみだ箸
さしみやなますを食べるとき、下に汁を落とさぬように。

懐紙で受ける。

結婚相談所

媒酌人のあいさつ文例

媒酌人のあいさつ文例をあげておきます。


「皆さま、本日はいろいろとご多忙のところをご出席いただき、まことにありがとうございます。

村山英一君と、友部美知子さんは、ただ今神前において、とどこおりなく結婚の儀を終えられました。

心からおめでとうを申し上げたいと思います。

すでに、ご列席の皆さま方ほとんどがご存知のとおり、新郎は、早稲田大学の商学部を卒業、一昨年私どもの会社に入社され、現在私のもとで営業部員として、抜群の成績を誇る優秀な営業マンでございます。

彼は、後輩のめんどうみもよく、同僚からも厚い信頼を受けており、その誠実な性格が、新婦美知子さんの心を動かしたのでしょう。

美知子さんは、家政短大を卒業され、昨年より、わが社の総務課に勤務しておられます。

美知子さんはその名のごとく、まことに美しいお嬢さんで、いわばわが社の花でございまして、思いを寄せていた男性社員も、数多くあったようでございます。

その美知子さんのハートを射止めた男性が、営業成績ナンバーワンの村山君であると聞けば、なるほどとうなずけるのでございます。

美知子さんの明るい笑顔が、社内で見られなくなることを思いますと、いささか残念な気持もいたしますが、今日こうして、親しい人々に囲まれ、第二の人生を出発されたしあわせな二人に、この感激を忘れることなく、いつまでもしっかりと手を握って、ご列席の皆さまや、ご両親の期待を裏切らないような未来を築かれんことを心から希望いたします。

このような二人の仲人ということで、私も喜んでおひきうけした以上、今後もできる限り、二人の力にならせていただくつもりでおりますが、ご列席の皆さま方もどうぞ、なにかとご指導、ご教示を賜わりますよう、心からお願い申し上げて、媒酌人のあいさつとさせていただきます。」

社長 結婚

媒酌人のあいさつ その2

媒酌人のあいさつ その1からの続きです。

(5)二人の出会いから結婚までの経過
簡単に、その結びつきに触れる程度でよいのです。

あとは、友人たちのスピーチにまかせるようにします。

(6)新郎・新婦の激励
これは、媒酌人個人としての二人へのはなむけのことばです。

形式的な媒酌人のあいさつの中で唯一、脚色してもよい部分ですが、教訓的になったり、脚色が過ぎると嫌味になりますので注意してください。

(7)列席者へのお願い
結婚したばかりの二人の将来を、あたたかく見守ってくれるよう、また、良きアドバイザーとなってくれるよう列席の方々にお願いします。

以上の7つの事柄は、媒酌人のあいさつに必要欠くべからざるものですから、必ず入れてスピーチするようにしてください。

また、形式を重んじるのが媒酌人のあいさつだからといって、型どおりのものでは、聞いている方が疲れてしまいます。

適当なユーモアを交え、わかりやすくスピーチすることが大切です。

内容も、具体的にするのがよいでしょう。

再婚

媒酌人のあいさつ その1

司会者が開宴のあいさつをしたあと、媒酌人があいさつをし、披露宴が始まります。

この媒酌人のあいさつは、他の祝辞などとは趣を異にし、儀式的な色あいが濃く、もっとも形式を重んじるものです。

したがって、どうしても盛り込まなければならない事柄があります。

例をあげますと、

(1)披露宴の主催者側としての、参列者への感謝の意
この感謝の意を表わすことばがなければ、媒酌人のあいさつとなりえなくなってしまいます。

(2)結婚がとどこおりなく終了したという報告 
これが、媒酌人のあいさつの主目的であり、披露の目的なのです。

また、結婚式は、一般的に親族だけが参列するので、お祝いにかけつけてくれた人々に、新しい夫婦が無事誕生したことを報告する義務が媒酌人にあります。

(3)媒酌人と新郎・新婦、両家との関係の説明 
どうして媒酌をするに至ったかを説明します。

(4)新郎・新婦の紹介
新郎・新婦の出身地、年齢、略歴、職業、性格、趣味などを、それぞれ公平に紹介します。

また、きまりきったほめことばというのは聞きづらいものです。

二人の個性がよく現われるような紹介にするのがよいでしょう。

社長 結婚

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