来賓からの謡由や詩吟・親族代表の挨拶はどう述べるか

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■来賓からの謡由や詩吟
来賓のなかから、<高砂>などのめでたい謡曲や、詩吟、あるいは、新婚を祝う詩の朗読などをしたいという申し出があった場合は、ひととおり、来賓の祝辞が終わったところで、それを演じてもらうようにします。

また、来賓のなかに歌手などの音楽家がいる場合は、幹事役、または司会役などが、頼んでめでたい歌曲をうたってもらうのもよく、新郎または新婦の職場などにコーラスグループなどがある場合は、新郎・新婦からあらかじめ頼んでおいて、当日、来賓の祝辞の前後に、やはり、めでたい歌曲などをうたってもらうのもよいものです。


■親族代表の挨拶はどう述べるか
来賓の祝辞がひととおり終わり、祝電の披露もすむと新郎新婦が謝辞を述べるわけですが、その前に、親族代表が挨拶を述べることがあります。

親族代表の挨拶は、内輪で小規模の披露宴で小規模の披露宴で来賓の数が少なく、したがって、来賓の祝辞も少ない場合に行なわれることが多く、来賓の多いときには、省略されるのが普通です。

これは、限られた時間内で、親戚代表が挨拶するくらいなら、それだけ来賓に挨拶してもらったほうがよいという考えから来るものでありましょう。

この親族代表の挨拶は、両家の親戚代表がひとりずつ立って述べる場合と、新郎または新婦側の親戚代表が両家の親族を代表して行なう場合とがあります。

親族代表が挨拶を行なう場合、司会者は、「次に、両家の親族を代表して、(あるいは、新郎の親戚を代表して)、新郎の叔父さんであります、○○さんから、ご挨拶がございます」というように紹介し、それに応じて、指名された親族代表が立って、挨拶をはじめます。

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