新婦側主賓の祝辞の例文 その2

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新婦側主賓の祝辞の例文 その1の続きです。

(両親への祝辞)
○○さんは、さきほども申しあげましたように、高校時代テニスの選手として活躍され、クロちゃんのニックネームで級友たちから愛され、親しまれていた明朗快活なお嬢さんでしたが、いま思いだしてみますと、けっして快活一方のお嬢さんではありませんでした。

○○さんは、高校在学中、芸術科目は音楽を選択しておられましたが、ピアノは小学生のころから習っておられたそうで、毎年、秋の文化祭には、ショパンの"ピアノ協奏曲"や"ソナタ"などを演奏して、満場の喝采を浴びられたものでございます。

生け花は、ご家庭で池ノ坊の古流を修めておられたとかで、これも、毎年の文化祭には、みごとな作品を出品されて、つねに、賞を獲得されたものでございました。

さきほど、わたしは、「あのクロちゃんがいつのまにこんなに美しくしとやかなお嬢さんになられたのかと驚く思い・・・」と申しましたが、いまのおしとやかな花嫁姿から連想される優にやさしい一面は、そのころから、お持ちになっていたわけでございます。

これらは、もとより、○○さんご自身のこ天性でもございましょうが、それといっしょに、ご両親のご家庭でのしっかりとしたご教育が深く身についているためであると申してよろしいでありましょう。