見合いの当日というものは、本人はもちろんのこと、両親や家族たちにとっても、なんとなく気ぜわしく、緊張しがちなものですが、それでは先が思いやられます。
その朝になって、あれはどうした、これはどこといったようではいけません。
当日の服装、持ち物などは、前日までにきちんと準備しておきましょう。
美容院や散髪など、髪の手入れも、あらかじめしておきます。
また、その場に臨んで「えーと、この人の仕事はなんだったけ」などということのないよう、相手の姓名、年齢、仕事、家族構成、趣味といったようなものは、頭の中へ入れておくべきです。
服装は、あまり大げさなものや華美なものを避け、清潔でさわやかな印象を与えるものにします。
相手によく思われたい一心で、かえって失敗をしてしまうこともあります。
あくまでも余裕のある、ゆったりとした心を持つことが必要です。
礼儀を失わない程度に、ありのままの自分を見てもらうといった態度で、自然のままにふるまった方がよいでしょう。
見合いをしたから必ずしも結婚しなければならないというのではないのですから、そう難しく考えることはありません。といって、あまり遊び半分な気持でもいけません。
あまり見合いということにこだわりすぎると、相手の人となりを冷静に観察することができません。
見合いということを意識しすぎて、それが負担となってはいけません。
気楽な初対面ぐらいに心がけてください。
社長 結婚