女性の席は美しく見えるところにする その2

  • 投稿日:
  • by
席に着いたら、当然仲人の口上があり、それに続いて両家の付き添い人とのやり取りがあった後、いよいよ本人同士の会話ということになるわけですが、そんな場合も、まず男性の方から先に言葉を切り出すようにします。

男性がうじうじしていて、まわりの人たちをはらはらさせるようではいけません。

はじめから場がしらけてしまっては、後が続きません。

実際にあった例ですが、見かねた伯母さんから「あなた、なにかおっしゃいよ」と催促されて、男性がいっそうあがってしまい、なにか言わなければとあせったあげく「僕これで三回めなんですけれど、あなたは何回お見合いしましたか」と切り出したので、一同あぜんとなったそうです。

もちろん、こんなのは落第で、その縁談はまとまりませんでしたが、見合いということをあまり意識しすぎると、そうした結果にもなりかねません。

そのくらいならいっそ「まいったなあ、見合いなんてはじめてなんで・・・」と頭でもかいた方が、かわい気があってユーモラスでよいかも知れません。

そうした席で、その場にふさわしい話題が切り出せないようでは、すでに男性として失格といえます。

こんな頼りない人では・・・と、相手の女性に不安感を抱かせるようでは、うまく行くはずがありません。

社長 結婚