◆結婚寸前に身内に不幸があったときでも、披露宴は予定通りに行なってよい
不幸は突如として起こります。
もし、新郎新婦のどちらかの親や祖父母の死亡というような不幸であれば、服喪中は遠慮すべきでしょう。
しかし、交友関係が広かったり、主賓や仲人の都合、仕事の都合なと、背景の事情は、人それぞれ違うこととは思いますが、関係者と早急に相談します。
一方、延期することによって、それぞれの支障があまりにも大きい - ということであれば忌明け(親の場合五十日)後ならよい、という考え方もあります。
それぞれの事情に照らして、両家で思いやりをもって相談し合うことをおすすめします。
そして、できれば予定通り行なってよいと思います。
◆やむをえない「成田離婚」の場合は、即座に行動する
家族や友人、近親者に祝福されて式を終え、一生の思い出とするべく幸せそうにハネムーンに旅立った二人だったのに、帰って来たときには結婚解消、というケースも少なくありません。
結婚は一生の問題です。
交際中には見えなかった相手の欠点とか、いやな部分が見えて来たり、自分とは合わないと感じてきたのでしょう。
婚約中には、何とかうまくいくだろうと思っていたことが、破局を呼んだ例です。
こうしたトラブルが起きたら、即座に、周囲の人とも相談し、冷静な意見も聞き入れて結論を出すべきです。
むしろ不幸を最小限にとどめ、双方の家族が傷つかないような配慮をしましょう。
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