依頼した相手以外から縁談を持ちこまれた場合は、それが気の進まない縁談なら、写真や書類を預かったりせずに、率直にお断りしておいた方がよいでしよう。
ことに、話を持ち込んできた相手が、とかく噂のあるような人だった場合は、縁談そのものがよかったとしてもはっきりお断りをした方がよいでしょう。
その際は相手の気持を傷つけないよう、充分な心遣いが必要です。
せっかくお世話くださったのに、その場であっさりお断りしては申し訳ないなどと適当な返事をしておいたために、ごたごたする例はよくありますから、慎重に対応することです。
世話好きの人が、必ずしもよい人ばかりとはかぎりません。
変にこじれて、後々の縁談に際して、あることないことをいいふらされて困った、という例もあります。
「せっかく話を持って行ったのに、それをあっさり断った」と、いつまでも根に持つ人もいますから、そうした点も充分配慮して、万事手孤かりのないようにすることが大切です。
大切な息子さんや娘さんを品物にたとえては申し訳ないのですが、とにかくはじめて売り出す新製品のようなものですから、すべてについて細かい配慮が必要です。
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