とくに、これこれの件について詳しく知っておきたいという件があったら、依頼をするときに申し込んでおきます。
その他の件を含めたメモをあらかじめ用意しておくとよいでしょう。
結婚のために知っておきたい条件としては、一般的には、その人の素行、人柄、健康、学歴、職歴、それに家族の状況、交友関係、収入、資産、といったものです。
また、もう少しくわしくという場合には、飲酒、趣味、嗜好などもあります。
本人の家族が聞く場合には、専門家のようにはいきませんが、親身に聞くことができるという利点があり、安心もできます。
慣れない人が確かめる場合は、まず出身校へ行ってみることです。
わけを話して頼めば、成績表、身体検査表、性格、素行などの記録がありますから、おおよそのことは教えてくれるでしょう。
その際は、知りたいと思う相手の姓名、卒業年度、所属科名、生年月日などの控えを忘れないようにすることです。
ただ姓名だけでは、記録の探しようもないことがあります。
相手方の職場を訪ねてみるのも、ひとつの方法です。
人事課とか、本人の上司に理由を述べて、話を聞かせてもらいます。
勤務状態、同僚との交際について、人柄、収入などを知ることができます。
しかし、職場を訪ねる場合には、後で本人が気まずい思いをしないような配慮が必要です。
依頼の仕方、言葉遣い、態度、服装などには充分気をつけることが大切なことは、いうまでもありません。
社長 結婚