見合いの場所・断り方

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◆見合いの場所
席順は列席者の数や見合いの場所によって異なります。

仲人が、だれがどこに座るかを指示します。

最近ではこれにあまりこだわらず、また親の社会的地位や男性が上座などという習慣も意識せずに、本人同士が話しやすい席に着くことを主にした席順にする傾向があります。

特に女性には落ち着ける席を与えるとか、女性を美しく見せるように配慮し、光線が当たり過ぎたり、逆に影になったりしないように気をつけて席次を選びます。

和室の場合、両家の間で、仲人が上座、仲人夫人が下座に着きます。

洋室の場合は、仲人夫妻は下座(出入口に近い席)に着くのが一般的です。


◆見合いの断り方
相手に屈辱感を与えたり、自尊心を傷つけるような理由をそのまま述べるのはタブーですが、あまりあいまいなことでも失礼です。

上手な断り方としては、まず先方の長所を挙げ、そのあとで「趣味が違い過ぎて、とてもお気に入るようにはいかないと思いますので」とか、

「こちらがいたらな過ぎて、あきたらなく思われると存じますので」と、自分の側に原因を求め、へり下った形をとると良いでしょう。

「当方にはもったいないような方」とか「大変いい方」という言葉を忘れないことです。

こちらが断ったのに、先方がとても気に入って乗り気だったりすると、断る理由を深く問い返されることもあります。

その場合でも、あまり直接的に相手の欠点を指摘せず、適当な表現でやんわりと断るのがエチケットです。