見合い後、交際を続けてみたけれども、どうも気が進まず、結婚相手と考えにくいとか、素行や健康上の問題で結婚生活に差し障りのあることが見つかり、交際を断りたいと思った時は、早目に、相手からプロポーズされる前に意思を表現するのが望ましいでしよう。
ぐずぐずと長びかせて断りにくくなったり、何となく成行きで結婚してしまい、後で悔やむことになりかねません。
素行上や健康上の問題であれば、その事実をありのままに仲人に伝えて、交際を中止してもらうようにします。
気が進まないというような時は、断る口実も見合い後の断り方と同じように、相手の人格を傷つけないような心づかいが大切です。
「とても魅力的な人でもったいないようなお話だとは思うのですが、ご趣味などの違いに、本人が自信をなくしたようなので・・・・」
などと、適当な口実で断りますが、結婚の意思がないことは明確にし、誤解をまねかないようにしなければなりません。
断りは直接本人に伝えるよりも、仲人を通して間接的に断ったほうが良いようです。
本人に言うよりも断りやすいし、相手にとっても、直接聞かされるよりもショックが少ないともいえます。
もし、直接本人に断った場合は、後で必ず仲人へも報告しておきます。
二人だけの交際になったからといっても、なしのつぶてでは、仲介の労をとってくれた仲人に対して礼を欠きます。