結婚祝いのお返し・結婚写真を贈る相手

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◆結婚祝いのお返しは、デパートなどからとどけてもらってもよい
礼法の教科書などを読むと、

「お返しをデパートなどから十把一からげに送りつけるのは誠意がない。

できるだけ自分で持って行ってお礼を述べるべきだ」とありますが、反対です。

お祝いを差し上げる場合は相手がひとりですから、持参することもできますし、それが礼儀でしょう。

しかし、いまの大都会の交通事情で、お祝いをくださった方全員を一軒一軒訪問するのはたいへんです。

また、先方でも忙しいところに訪ねてこられては、迷惑するかもしれません。

心のこもった礼状を添えてデパートなどからとどけてもらうのがいちばんです。

お返しの包みには紅白の水引をかけ、表には「内祝」または「寿」とします。


◆結婚写真は、仲人だけには贈る
わが家には平常開くことのない数冊のアルバムがあります。

どのページもどのページも同じような花嫁、花婿の記念写真ばかりです写真の下に記入してある名まえを見なければ、だれがだれやらわかりません。

たいして親しくもない方たちですが、贈られた以上は捨てては失礼になるので、こうして保存しているのです。

結婚の写真はやたら他人へ贈るものではありません。

関係者以外にとっては、たいしておもしろくも楽しくもない写真だからです。

しかし、仲人だけには差し上げなければなりません。

よく、平素疎遠にしている親戚にまでも写真を贈る人がいますが、形式的に親戚に写真を配るよりも、親しい友人と結婚写真を交換するほうがよっぽど気がきいています。

社長 結婚