一人っ子同士の結婚・婚約発表と結婚披露の二重性

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◆一人っ子同士の結婚では、姓はそのままにしておくのもよい
少し前までは、一人っ子同士の結婚では、それぞれが「家名」を守るばかりにむずかしい問題もありましたが、最近では、改姓についての論議も公にされるようになりました。

民法の改正も近々あるやに聞きます。

ある私の知人は、結婚しても姓を変えなくてよいと言っておりました。

「結婚しても自分の姓名で生活なさい。

相手の戸籍に入るとか、姓が変わらねば結婚したことにならないとか、そんなことを考えるのはやめなさい」

「自分の領域をはっきりさせて自分で切り拓く生き方を考えて」と。

ことに一人っ子同士の結婚の場合、考えさせられる問題の一つです。

◆婚約発表と結婚披露の二重性
欧米における婚約の披露は、新郎側、新婦側と別個に催されることもあるが、一般には新婦の母親が両家ゆかりの人々を紹介する役目を受けもつようです。

外国では結婚式の費用は、主として花嫁の側が持つことになっていますので、婚約の発表にもこうしたしきたりがあるのでしょうが、わが国で行なうには、ちょっとした料亭、公民館、レストラン、喫茶店などを利用することになるでしょう。

なお、婚約披露もけっこうだが、結婚披露と二重にならないか、という人があったとしたら、まったく同感です。

同じ顔ぶれの人を呼んで、同じようなことを繰り返す懸念があるとしたら、物事を合理的に考え、行動しなければならない新生活の門出としては、当然、結婚式は家のものだけでおわらせ、披露宴を省略することにもなります。

ただし新しいものを採用、伝統を守ろうとするのは、必要以上の軋礫が起こるものですが。

結婚相談所